「すぐ身につくネガポ会話術」(幻冬舎ルネッサンス)
ビジネスにつきまとうのが、ネガティブになってしまう場面。
そんなピンチも、捉え方や、言い方ひとつで、
一瞬でチャンスに変えることができる。
多くのビジネスパーソンに、
ビジネスマナーの指導や、
プレゼンテーショントレーニングをおこなっている
ビジネスコミュニケーションの達人・菅原美千子が、
日常会話をポジティブな言葉と思考に変換する
テクニックと考え方を丁寧に解説。
面白くて笑ってしまうのに、
いざというとき必ず役立つ、
究極のビジネスツールで
考え方のポイントがしっかり学べるコラムや、
自分の身のまわりで
毎日のように起きているシーンが目白押しで、
楽しくてたまらない一冊!
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「あの時ああ言えばよかった・・・・」がなくなる!とっさの会話力
「会話」という毎日のように繰り返されるシーンで、多くの人にとってコンプレックスとなっているのが、
「あのとき、ああ言えばよかった」という状況です。
とっさの会話が上手な人には、
黄金の方程式=「場を見る力、表現力、タイミング」
という3つの条件がそろっています。
いくらウィットの効いた表現でも、その場の空気を読めなければ「KY」と言われてしまいますし、いくら場を読んでいても、理解しにくいコメントだと「意味不明」な人と思われてしまします。
さらに、いくら場を読んだ、いいコメントだったとしても、タイミングを逃すと流れに水を差してしまうことに・・・。 本書を読めば、3つの条件が誰にでも再現可能になり、会話反射神経が身につきます。仕事でも、プライベートでもすぐに役立つ会話力アップにぜひともお役立てください。
「共感で人を動かす話し方」 (日本実業出版社)発売!
近年、ロジカルシンキングをはじめ、物事を筋道立てて構成し、伝達できる力が注目されてきました。
しかし、実際にビジネスや日常でわれわれが直面する場面では、それだけでは思いは伝わらず、うまくいかないということが少なからず起きています。
人は、なぜ、動くのか?そして、なぜ、動かないのか?
この違いを生むカギは「共感」です。
人は感情を強く揺さぶられると、意識が変化したり、行動を起こしやすくなるのです。
つまり、
なのです。
共感をつかみ、人の心を揺さぶるスピーチの達人から学べることがたくさんあります。
本書では、オバマ大統領、スティーブ・ジョブズ、キング牧師をはじめとした、優れたリーダーに共通する「心を動かすストーリー」の秘密や、身近な実例もまじえながらストーリーの使い方を具体的に解説します。
さらに、「アドリブトーク」や「たとえる力」などに代表される「会話反射神経」のほか、発声や話し方の基本スキル、まなざし、間のとり方などノンバーバル・コミュニケーションを含む「プレゼンス」まで、実践的なノウハウがたくさん詰まっています。
人を動かす立場にあるビジネスパーソン、必読の1冊です。
ぜひ、仕事にもプライベートにもお役立てください!
これは、私が日頃実感していることです。皆さんの中にも、そう思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
私の社会人としてのキャリアは、大きく分けると、TV局のアナウンサーとビジネスコーチの2つです。
しかしこれまで、人とのコミュニケーションで苦い思いをした経験がたくさんあります。
皆さんはアナウンサーというと、「話すこと・伝達すること」がメインの仕事だと思われるかもしれません。しかし、ニュースキャスターと同時に、報道記者も兼務していたので、日々原稿を書くという毎日でした。
取材をするためには、まず取材対象者に面会や電話をして、企画の趣旨を話し、納得してもらわなければ許可は出ません。そして、現場に行けば、取材対象者に信頼してもらわなければインタビューや撮影は良いものにはなりません。
さらに、局に帰れば、オンエアーまでの限られた時間の中で、原稿をまとめるのと同時に、VTR編集、資料の接写、フリップの発注など、多くのスタッフに作業を依頼して、仕事を進めなければなりません。
こうしたプロセスがトータルでうまくいかないと、最終的にベストのアウトプット(=オンエアー)にはならないのです。
つまり、
ということを痛感しました。
もっと言うと、理屈の上では、いくらこちらが正しくても、相手の気持ちを配慮できていなかったり、関係を築けていないときというのは、相手は心から納得してくれていないので、どこかぎくしゃくして、最終的に仕事もうまく進んでいかない、ということになってしまう。
つまり、人が動くためには、相手の感情が「YES!」と反応できるかどうかが、とても重要なカギになっているということに気づきました。
こうしたことを改めて再認識したのは、私が約11年間のアナウンサーの仕事を休止して、ビジネスコーチとして上場企業のマネージャーを対象にしたコーチング・スキル・トレーニングや、経営者へのワンオンワンのコーチングをしてからのことです。
コーチの仕事を通して気づいたことがあります。
優れたリーダーというのは、実務的な能力が高いのはもちろんですが、それと同時に、
このことを発見したときに、私は、身体に電気がビビッと走るような思いがしました。
なぜなら、アナウンサー・記者時代に、視聴者に対して伝えたいこと・理解してほしいことを「共感」を通して伝えることがとても大事だということを、10年以上も前から知っていたからです。
アナウンサーとビジネスコーチという私の経験の中に、人を動かすために役立つことが、たくさん詰まっていると気づいたのです。
まさに、点と点がつながって、一つの線になった瞬間でした。
私はこれまでの経験から、人を動かす立場の人がどのように働きかければ共感を得られ、行動につなげることができるのか、その具体的な方法を体系的にまとめてお伝えしたいと考えました。
この本を読み終えた後に、
と思っていただけることが私の願いであり、ゴールです。
・どんなに正しい理屈を並べても人は動かない
・仕事のできるマネージャーほど、部下を説得できない理由
・こんな時代だからこそ、リーダーは語り続けなければならない
他
・「共感ストーリー」がないと人は動かない
・自分の青春時代の経験を通して「教訓」を伝えるスティーブ・ジョブス
・個人の経験を通して「ビジョン」を伝えるオバマ大統領
・組織にエネルギーを与えるストーリー4つの基本タイプ
・ストーリーの作り方
他
・人は「信頼」があって初めて「共感」する
・プレゼンスを磨けばおのずと信頼を得られる
・声の力で信頼をつくる
・メリハリは感情表現力で決まる
他
・アドリブは思いつきでは話せない
・会話反射神経の鍛え方
・強烈なインパクトを残す「たとえる力」
他
・「人を動かす」際に陥りやすい5つの落とし穴
・リーダーの仕事は部下のストーリーを引き出すこと
・強い組織のリーダーは現状で満足させない
・失敗こそ未来へのギフト
他